【Part4】秋のドナウ川クルーズ 10日間の旅【船と水門の話】

2020年3月12日

 

こちらは2019/10/28から行っていた秋のドナウ川クルーズの旅行記です( ´ ▽ ` )ノ

これまでの記事は以下となっています

 

まだの方はこちらを先にお読みください!

本日の記事はPart4、旅行3日目(2019/10/30)となります
3日目の内容は主に、

・レーゲンスブルク観光

・レーゲンスブルクでフリータイム

・夜、船内にて『バイエルンの夕べ』

となるのですが…
ちょっとした問題がありまして、今日の記事はレーゲンスブルクに入港するまでのお話となります(´・ω・`)
主にリバークルーズ船『アマデウス・エレガント』と水門などの話なので、観光にしか興味ない! って方は飛ばしてください…!

 


Topics

リバークルーズは優雅ではない!?

 

さっそく3日目の話へいきたいところなのですが、その前に、お話ししたいことがあります
それは……リバークルーズ船の乗り心地!!!

波のある海ではないので、船独特の揺れというものは川のカーブを曲がるとき以外ほとんどなく、吹き付ける風も、海でのクルーズを思えば穏やかな方でしょう
海の大きな船と比べれば、小さい分、むしろ内部の把握がしやすいとさえいえます
そんな優雅さを感じるリバークルーズ船ですが……

実際乗ってみると、そんなに優雅じゃないな、と初日の夜を過ごして思いました(;´・ω・)

どういうこと? というと…

・リバークルーズ船は総じて高さがない=部屋とエンジンまでが近い。なので、振動と音がすごい

アリス達はシュトラウスデッキという、二階部分の後方の部屋でした
階下にはさらに部屋もあります
ですが、二階でも、エンジンからの振動、その振動による軋み音がすごかったです…
昨日部屋から戻って、さあ寝るか~って頃には軋み音が鳴りやまないくらいでした…w
おそらく川を上っている(流れに逆らっている)からだろうと思うのですが…

アリスも同行者も睡眠に関しては難アリなので、空港で買った耳栓をして寝ました(´・ω・`)
どんな音だろうが振動だろうが平気だわ! という人はいいでしょうが、正直、ツアーの皆さんはどう思っていたのか…
船の部屋の寝心地、という点に関しては、海の船の方が圧倒的にいいですね。。
ただ、軋み音はすごかったんですけど、静かに動いている分には隣の物音もしなくて良い部屋でしたよ

という、リバークルーズ船は実はそんなに優雅じゃないかもってお話でした(´・ω・`)
耳栓持って行って本当によかったです…

 

睡眠に難アリの人はとくに、旅で耳栓は必須ですね

 


川を上ってレーゲンスブルクを目指す

 

昨日は夜十時くらいには眠ってしまったので、早朝五時に目が覚めました\(^o^)/オハヨウゴザイマス
外はまだ真っ暗です
しかし、早くに起きてお腹が空いたし、喉も乾いたので…昨日チェックしたプロムナードデッキへ行きましょう!
あそこは24時間開放されているので、マシンであたたかいコーヒーが飲めます。クッキーもあるし、小腹を満たすにはちょうど良い( ˘ω˘ )

着替えたり顔を洗ったり、最低限の用意をして行ってみると…朝陽が拝めそうですね~! ラッキ~

ここはどこなのか? というと、水門です
川を行く船は、海を行く船とは少し勝手が異なります
川を上るにしろ下るにしろ、行き交う船はみんな水門を通過する必要があります
簡単に言うと、ここで水位を操作しているんですね
ですので、この水門という閉じた場所で、川の水と投入して水位を上げたり、逆に水を抜いて水位を下げたり…

せっかくなので、コーヒーとクッキーをいただきながら、水門での様子を見守ることにします( ´ ▽ ` )ノ
ちょっと、外は寒いので、コートがない今は出るの厳しいです。。ぬくぬくしながら見守ることにします…

 

 

『水門』作業中は揺れる! 音がする!!

 

川の水の量をコントロールするための水門ですが、サックリと説明を聞いてイメージするものほど簡単ではありません…
アリスが体験したところの水門。その説明をさせてもらうと…

・水門に入り水位をコントロールしている間、安全のため、船はピッタリと壁に寄せなくてはならない(そのために船体横にはクッション材がついている

エンジンを切らなければならない?(安全のためだと思われる

・この作業には待ち時間を含め一時間前後かかる

ざっくりと以上のことを説明していきます(´・ω・`)

 

船は壁にピッタリとくっつく=クッション材が設置されている部屋はすごく音と振動が響く

水が足されたり抜かれたりするので、その勢いで船がぐらつき、他の船とぶつかったりでもしたら大変なことになります
ですので、水門内ではたとえ乗っている船一隻しかなくとも、壁にくっつける、というルールがあるようです
このために船体の何か所かにゴム製? っぽいクッション材がつけられています
それが、まさに、アリス達の部屋の外でした…

赤丸で囲みました、こちらがクッション材となります
なので…水門に入って船が壁につけられる度に、クッション材を通してとはいえ、部屋が揺れ、水位が上下すればクッション材がこすれる音がします…
これはもうどうしようもないことなわけですが、部屋運がなかったです(;´・ω・)

船は夜寝ているときも動いているので、水門に入れば当然この部屋は揺れますし、音がします
耳栓を持って行ったので音の方はなんとかなりましたが…揺れは、慣れるまでちょっとかかりました。。ガタン! って感じで横に揺れるんですよねぇ

見てください。こんなにピッタリ寄せるんですよ( ゚Д゚)

 

水門ではエンジンを切る?=またかけるため音と振動が響く

こちらも安全のためかと思われるんですが、水門に入り船を壁際につけると、エンジンを切っていると思われます(確認したわけではないので、音と振動での判断です
または、ものすごく動きを抑制しているか…
とにかく、それくらい、水門に入り船を壁に寄せると、静かになります
そして、水位を上下して操作し、水門が開き切り、信号が青(水門も赤青の信号式合図!)になって、船はまた動き始めます

↑ 倉庫のような建物に信号がついています。写真は止まれの赤です

止まっていたところから動き出すわけなので、そのさい、船はやはり振動があります。。
壁に寄せる衝撃やクッション材がすり減る音ほどではありませんが、気になる揺れと音です(;´・ω・)

 

想像よりも時間がかかる

この水門にも、おそらくスケジュール的なものがあるのでしょう。「船がきた~ハイ開けて~閉めて~~」なんてその度にやっていたら、門の管理の人も大変ですしね
ですので、水門ではそこでの作業時間以外にも、待機時間なども含まれます
その時間を含めると…水門で足止めされる時間って結構長いんですよね~。短いと30分とかで終わりますが、長いと一時間ほどかかったり……

そんなこんなをへて、船はようやく水門を抜けて川を行けるようになるのですね~~

 


さっそくリバークルーズらしい問題にぶち当たる!

 

水門を見学しているうちにご飯の時間となりましたので、とりあえず朝ご飯を食べに行きましょう!
朝食ですが、一般的なバイキング形式です

アマデウス・エレガントに乗ったほかの人のブログによると、野菜などがなかったらしく、覚悟していたのですが…

今回、乗船しているお客の半分以上が日本人!

ということを船側が意識してくれたのか、生野菜としてきゅうり、トマト、パプリカの切ったものを用意してくれていました!
ありがたい!! 海外に行くと野菜不足になりがちですからね…!
さらに、日本人のお年寄りを意識してか、お粥の用意もありました!
お米はタイ米かもしれませんが、お粥の場合口に入ればそう違いはわかりませんし…w ちゃんと醤油もあって、粗削りのショウガまで準備してくれていたのには驚きましたね
これは、胃もたれしたお年寄りにはありがたいし、洋食ばかりで日本食が恋しくなったときに助かりそうです(∩´∀`)∩

 

 

レーゲンスブルク到着が大幅に遅れることが決定

 

ご飯を食べて、「そろそろレーゲンスブルクに着くはずだな~」と準備をしていると…おや、船内放送です
内容は、川の水位が足りず、レーゲンスブルク到着が予定よりも大幅に遅れるというものでした

えっ( ゚Д゚)

リバークルーズの場合、川の状態によってアレコレと前後するって話は頭に入れていましたが…さっそく来てしまったのか…!
予定なら、ご飯を食べて休憩したあと、ツアー観光でレーゲンスブルクの街を歩くはずだったんですが…
観光がなくなりはしなくとも、あっさりとしたものになりそうですね(;´Д`) まぁ仕方ナイ
遅れるとはいえ、レーゲンスブルクまで行ってくれることに感謝しなくては…
リバークルーズの場合、船が無理だと判断したら、寄港をやめることもあるそうですからね。そうならなくてよかったと思おう…

ということで、意図せずですが、船上で過ごす時間が増えました
このペースだと、午前中は船の上ってことになりそうです
寒いですが、せっかく時間があるので、外に出てリバークルーズらしい写真を撮りましょう!

 

デッキに出てリバークルーズらしい写真を撮る

 

あんまりに寒い冬の温度なので、川に白鳥の姿を見かける中、写真を…! 撮るぞ!

船のなるだけ一番前で写真を撮ると、こんな感じの風景が見れます
遮るものがないので風がもろ当たりです。寒い!

雲と木がなかなかよく取れた一枚。やっぱり寒い!

こちら、陸地に、よく見るとがいます! 野生か放牧かまではここからではちょっとわかりませんが…
それに川! 川の水面もとてもイイ感じで撮れたのですよね! お気に入りの一枚!

こちら、突然ポツンと山肌に建っていたパルテノン神殿…に似た建物ですw
ヴァルハラ神殿というそうで、ドイツの偉人たちの栄誉をたたえる殿堂らしいです
中もみられるようですが、今回は行きません(´・ω・`) バイバイ~

 

 


 

ということで、本当なら午前中にレーゲンスブルクに到着、観光となるはずでしたが、川の水位の影響で午前中は船にいることとなりました
リバークルーズですから、船でのんびりする時間も良いものですけどね(∩´∀`)∩
ただ、現地での観光時間が減るのはとても残念です…

以上、3日目の午前中、リバークルーズ船『アマデウス・エレガント』と水門の話でした!
次の記事は3日目、今度こそ『レーゲンスブルク観光』となりますので、楽しみにお待ちください!

 

 

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