【Part13】秋のドナウ川クルーズ 10日間の旅【ウィーン観光】【分離派会館】

2019年12月30日

 

こちらは2019/10/28から行っていた秋のドナウ川クルーズの旅行記です( ´ ▽ ` )ノ

これまでの記事は以下の目次ページにまとめてあります!

 

まだの方はこちらを先にお読みください!

本日の記事は、Part12の6日目の続きです
引き続き自分達でウィーン観光をしていきます!
今日は分離派会館(セセッシオン)などを取り上げていきます!

 


Topics

分離派会館(セセッシオン)へ移動

ペーター教会を出たアリス達は、近くにあるユリウス・マインルという、ちょっと高めの食品系のお土産がそろったお店に行きました

ちょっと高めのスーパー、という感じですね
一通り中を見たのですが、お目当てだった『クリムトの絵をプリントした缶入りコーヒー豆』は見つけることができませんでした…。残念
そして、土曜日なので、ここも人がすごい!

光が反射して見にくいですね。。 またいつか来るよ、ユリウス・マインル!

さて、時刻は16時。少し暗くなってきた気がします
完全に暗くなると寒くなるでしょうから、早めに移動を開始しましょう

まずはシュテファンプラッツまで行き、地下鉄に乗って移動します!
さっきとは逆で、今度はカールスプラッツで降ります( ´ ▽ ` )ノ

地下からもセセッシオン近くまで行けるのですが、案内がちょっとわかりにくいというか、迷いそうだったので、おとなしく地上を歩くことにしました

陽が暮れていく~

わりと歩きましたが、あれです! 白い建物に金のキャベツ! 分離派会館、セセッシオンです!

 


分離派のスローガン『時代にはその芸術を、芸術にはその自由を

Secession(セセッシオン)』はフランス語で『分離』の意味をもちます

分離派のスローガン、『時代にはその芸術を、芸術にはその自由を』という言葉が金のキャベツの下、建物の入り口に刻まれています

19世紀末の造形美術界は保守的な擬古典派が主流でした
堅実でハズレのない美術作品ばかりが広まっていた感じですかね
それに異を唱えたのがクリムトを始めとした8人の芸術家たち
彼らは保守派から『分離』し、独自の革新的な作品を集めた独自の展示活動を始めます
そうして建てられたのが、分離の意味をもつこのセセッシオンなのです

アリスは絵の芸術関係はよくわからないのですが、同行者の希望なので、入場しますよ~

 

クリムトの『ベートーヴェン・フリーズ

分離派会館といえばイコールこれ、と言ってもいいほど有名なのが、クリムトが描いた壁画『ベートーヴェン・フリーズ』でしょう
地下にクリムトのベートーヴェン・フリーズがある専用の部屋があり、壁画は壁の上の方にあります
なので、写真も若干見にくいです(´・ω・`)

最初の壁画がこちら

↑ 甲冑をまとう強者=黄金の騎士に、苦しむ人間たちがひざまずき、『敵対する力』と戦うよう懇願している

やせ細った男女が、黄金の騎士に頭を垂れていますね
騎士はクリムト自身とも言われています

次の壁画はこちら

↑ 巨人テュホンとその娘たちゴルゴン三姉妹に、『病』『肉欲』などの欲望の擬人像

先ほど黄金の騎士が戦ってくれと頼まれていたのが、こちらの悪魔たち? のようです
茶色い、猿のようなゴリラのような顔と、擬人化含む女性がたくさん描かれていますね
当時、女性関係や世間の評価に悩むクリムト自身が反映されている、とも言われています

最後がこちら

↑ ベートーヴェンの交響曲で有名なシラーの詩『歓喜の歌』を歌う天使たちで締めくくり

右の方の抱擁する恋人たちは祝福の成就を表しているそうです
アリスは芸術はよくわからないのですが…もうちょっと見やすい位置にあればなぁ…w

壁画の間をCG映像でみていく動画があったので貼り付けておきますね( ´ ▽ ` )ノ

壁画の位置とか、高さとか、まさしくこんな感じでした
壁画が首が痛くなる位置にあるのがおわかりいただけるかと思います…w

 

 

現代芸術もアリ

セセッシオンといえばイコールでクリムトの絵がある、となりがちですが、ここでは現代芸術などもそのときどきの催しみたいな感じで扱っています

アリスが行ったときは、よくわからないオブジェ…? のようなものから絵までありました

ところどころに顔がある? ように見える、よくわからないオブジェ( ˘ω˘ )

なんかいろいろ書き込んである感じの絵

何が表現したいのかは、全然わかりませんでした(´・ω・`) 芸術って難しい

 

 

そんなこんなで、じっくりとクリムトの絵を見てから外に出たら、もう真っ暗でした( ゚Д゚)

これでまだ17時半だと…!? すっかり夜じゃないか!

ここが最後の目的地だったので、あとはオペラ座まで戻って、路面電車で船のある駅へ帰ります!

 


船に戻るのにも一苦労

ようし、今日予定していた場所にはすべて行けました!
残念ながらオペラ座の見学は無理でしたが、行きたいところに行けて、スリなどにも合っていない、上々な一日だったといえるでしょう!

あとはアマデウス・エレガントに戻るだけ
しかし、ここからがまた大変なのです…

昼でも夜でも美しいオペラ座辺りにある駅で、アマデウス・エレガントがある駅『ヌスドルフ』へ行く路面電車に乗るわけなんですが…

 

・駅がわかりづらい

 

ええ。最初反対行きの方を見つけて、これじゃない、じゃあどこだ、ってウロウロしました(;´・ω・)
日本みたいにわかりやすく「ここ駅です!」って感じじゃないんですよね、海外は
一日アリスが率先して出歩いている日なので、頭もだいぶ疲れており…反対車線行かないといけないんじゃないの、と気づかなかったアリス(´・ω・`) 同行者の言葉に行ったら確かにありました

 

・電光掲示板がアテにならない

 

アリス達が乗りたい路面電車はです
小さな電光掲示板にDとあり、行き先、そのあとに12と数字があったので、ああ12分後に来るのかな、と思っていると……同行者がちょっと離れている間に電車が来てしまった!?( ゚Д゚)
海外は日本と違い「〇〇行き~○○行き~まもなく発車します」みたいなアナウンス、ないことが多く、電車は静かに駅で止まります
そして、扉は自動では開きません。。降りる人のあとに続くか、扉にあるボタンを押さないといけません…

同行者が戻らないうちに電車が行ってしまったので、次の電車を待ち…。もう待ち時間っぽい表示は信じんぞ、と電光掲示板と到着する電車を睨みつけ続け、ようやく、次の電車に乗りました。。
前回ウィーンにきたときも乗ったので、二回目だからわかりますが、初めてウィーンにきて気軽に乗るにはちょっと難しいのが路面電車ですね(;´Д`) 地下鉄は、まだ日本と仕組みが似ているのでなんとかなりますが…

そんなこんなでようやく路面電車に乗り、ヌスドルフで降りました

こーんな人気のない、ドナウ川沿いの道を十五分ほど歩きましたかねー
あらかじめそういう暗い道らしいと調べておいたので、懐中電灯を持参していたアリス。ここで活躍しました
不審者がきたら目にライトして逃げますよ( ˘ω˘ )

 


 

その後何事もなく船に戻れたので、部屋に直行
シャワーを浴びて、3階でコーヒーとクッキーをもらってきて一息吐き、明日の準備をしてから就寝しました( ˘ω˘ )

船は本日深夜にウィーンを出まして、翌日朝にブラチスラバに入港します
午前中が観光なので、一日外に出た今日はしっかりと休まなくては…

ということで、ウィーン観光はたくさんの記事にわけましたが、今回で終了となります!
次の記事は7日目、ブラチスラバ観光です。楽しみにお待ちください!

 

 

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